モデルランド田中                         2021.2.25 Digitrax SoundFXデコーダ用 Sound Project File/8620−A ご紹介 ◆対象デコーダの形式/種類: Digitrax 4Mbit(以上) SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名: 8620-A.spj ◆推奨利用車種: 蒸気機関車(8620) ◆ファイル内容: Digitrax社HPのSoundDepotからダウンロードできる「LV-2102」のspjファイルをベース に、8620用に58654号機SL人吉の音を独自に編集したものに入れ替えています: チャフ音、長笛/短笛、コンプレッサー音、蒸気吹出し音、シリンダー吹出し音、安全弁吹出し音、 エア抜き音、ブレーキ音、連結器音など。 ◆ファンクションとCV値: ファンクションとCV値については、LV-2102.spjファイルの設定に従うことになります。 <ファンクション> 同一の音声チャンネルに属するファンクションサウンドはファンクションが競合 した場合、優先度の高い方が鳴らされます: F0- ライト(発電機音*)ON/OFF F1- 投炭音 (CV146=0にしておいて下さい) F2- 長笛 (CV150=0にしておいて下さい) F3- チャフ音切替 (ONにすると力行チャフ音が巡行チャフ音に変わり、OFFにすると 力行チャフ音になります) F4- シリンダー吹出し音カット(ONにすると発進時にシリンダー吹出し音を鳴らさなくなります) F5- 水ホンプ音 F6- 蒸気吹出し音 F7- 連結器音 F8- ミュート (消音) F9- 短笛 (押すたびに音が出る) F10- エア抜き音 (押すたびに音が出る) F11- ブレーキスキール音 (押すたびに音が出る) F12- 安全弁吹出し音 F13- ドレイン音 F14- ボイラー音(スロットル操作後に有効となります) F15- 給水音* F17- 石炭搭載音* F18- コンプレッサー音 F19- クロッシングゲートホイッスル(踏切通過時のホイッスル) *:F14がONだと鳴らない **:F16は未使用 <サウンド関係のCV値> [ ]内の値はデフォルト値(工場出荷時の設定値); CV58 マスターボリューム(0=最大) 1-15 [9] CV60 サウンドスキーム(0にしておく) [0] CV133 チャフ音/カムの構成定義(インチ単位での動輪直径、128⇒外部カム) 0-127 [63] CV134 ギヤ比の調整:32⇒100% [32] CV135 ミュート時のボリューム 0-64 [00] CV140 チャフ音のボリューム 0-64 [32] (=>60程度がよいです) CV141 投炭音F1のボリューム 0-64 [25] CV142 ホイッスルF2/F9/F10、エア抜き音F11のボリューム 0-64 [60] (=>64程度がよいです) CV143 投炭音(自動)のボリューム(CV171=1のとき) 0-64 [12](=>25程度がよいです) CV145 発電機音F0ボリューム 0-64 [15] (=>60程度がよいです) CV146 F1のサウンドの動作間隔(0にしておく) 1-100 [0] CV150 ホイッスル種類の選択(0にしておく) 0-2 [0] CV154 蒸気放出音(F6)/安全弁(F12)のボリューム 0-64 [12] (=>30程度がよいです) CV161 逆転器音のボリューム(方向転換時に鳴る) 0-64 [40] (=>50程度がよいです) CV162 F16のボリューム 0-64 [64] CV163 給水音F15/石炭搭載音F17のボリューム 0-64 [24] CV164 ドレイン音F13のボリューム 0-64 [32] (=>60程度がよいです) CV166 連結器音(F7)のボリューム 0-64 [32] (=>48程度がよいです) CV167 発進後に鳴るシリンダー吹出し音(F4OFF時)が止むスピードの設定 0-64 [32] (=>10〜16程度がよいです) CV168 コンプレッサー音F18のボリューム 0-64 [32] (=>64程度がよいです) CV170 減速時に自動的にF13音を鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1](=>0にして下さい) CV171 投炭音をCV174の時間で自動的に鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1] CV172 コンプレッサー音をCV175の時間で自動的に鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1] CV174 投炭音を自動で鳴らす時間 0-255 [10] CV175 コンプレッサー音を自動で鳴らす時間 0-255 [20] ◆ドラフト音と動輪の同調 外部カムを使用しないで同調させる場合は、 ・走り出しの同調は、CV2のスタート電圧で調整、 ・走行中の同調は、CV133の動輪直径、CV134のギヤ比で調整するとともに、必要ならスピード テーブルでも調整します。  例えば、8620ですと動輪直径1.6mは約63インチなのでCV133=63、本物はギヤは使っていないので、 ギヤ比は100%で CV134=32 です。 しかし実際には、モータ特性や駆動部の走行抵抗などが 車両毎に異なるため同調することは稀ですので、CV134の値を調整して下さい=> CV134を2倍の 64にするとドラフト音のテンポは2倍になり、16にするとテンポは半分になります。 注)モデルランド田中は この資料と8620-A.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる結果 に対し責任を負いません。