モデルランド田中                         2020.4.26 Digitrax SoundFXデコーダ用 Sound Project File/C62−A ご紹介 ◆対象デコーダの形式/種類: Digitrax 4Mbit(以上) SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名: C62-A.spj ◆推奨利用車種: 蒸気機関車(C62) ◆ファイル内容: Digitrax社HPのSoundDepotからダウンロードできる「LV-2102」のspjファイル をベースに、C62用にC62 2/3の音を独自に編集したものに入れ替えています: チャフ音、長笛/短笛、コンプレッサー音、蒸気吹出し音、シリンダー吹出し音、安全弁吹出し音、 エア抜き音、自動給炭機音、連結器音など。 ◆ファンクションとCV値: ファンクションとCV値については、LV-2102.spjファイルの設定に従うことになります。 <ファンクション>同一の音声チャンネルに属するファンクションサウンドはファンクションが競合した場合、 優先度の高い方が鳴らされます: F0- ライトON/OFF F1- 投炭音 (CV146=0にしておいて下さい) F2- 長笛 (CV150=0にしておいて下さい) F3- チャフ音切替 (ON:力行チャフ音⇒巡行チャフ音、OFFにすると力行チャフ音) F4- シリンダー吹出し音カット(ONにすると発進時にシリンダー吹出し音を鳴らさなくなります) F5- 水ホンプ音 F6- 蒸気吹出し音 F7- 連結器音 F8- ミュート (消音) F9- 短笛1 (押すたびに音が出る) F10- 短笛2 (押すたびに音が出る) F11- エア抜き音 (押すたびに音が出る) F12- 安全弁吹出し音 F13- ブレーキスキール音 F14- ボイラー音(スロットル操作後に有効となります) F15- 給水音 F16- 自動給炭機音 F17- 石炭搭載音 F18- コンプレッサー音 F19- クロッシングゲートホイッスル(踏切通過時のホイッスル) <サウンド関係のCV値> [ ]内の値はデフォルト値(工場出荷時の設定値); CV58 マスターボリューム(0=最大) 1-15 [9] CV60 サウンドスキーム(0にしておく) [0] CV133 チャフ音/カムの構成定義(インチ単位での動輪直径、128⇒外部カム) 0-127 [63] (=>55に設定:C62の動輪は69インチ) CV134 ギヤ比の調整:32⇒100% [32] CV135 ミュート時のボリューム 0-64 [00] CV140 チャフ音のボリューム 0-64 [32] (=>60程度がよいです) CV141 投炭音F1のボリューム 0-64 [25] (=>40程度がよいです) CV142 ホイッスルF2/F9/F10、エア抜き音F11のボリューム 0-64 [60] (=>64程度がよいです) CV143 自動給炭機音のボリューム(CV171=1のとき) 0-64 [12](=>28程度がよいです) CV145 発電機音F0ボリューム 0-64 [15] CV146 F1のサウンドの動作間隔(0にしておく) 1-100 [0] CV150 ホイッスル種類の選択(0にしておく) 0-2 [0] CV154 蒸気放出音(F6)/安全弁(F12)のボリューム 0-64 [12] CV161 逆転器音のボリューム(方向転換時に鳴る) 0-64 [40] (=>50程度がよいです) CV162 自動給炭機音F16のボリューム 0-64 [64] (=>28程度がよいです) CV163 給水音F15/石炭搭載音F17のボリューム 0-64 [24] CV164 ブレーキスキール音F13のボリューム 0-64 [32] CV167 発進後に鳴るシリンダー吹出し音(F4OFF時)が止むスピードの設定 0-64 [32] (=>10〜16程度がよいです) CV168 コンプレッサー音F18のボリューム 0-64 [32] (=>40程度がよいです) CV170 減速時に自動的にブレーキ音を鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1](=>0がお薦めです) CV171 自動給炭機音をCV174の間隔で自動的に鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1] CV172 コンプレッサー音をCV175の間隔で自動的に鳴らす(=1)/鳴らさない(=0) 0-1 [1] CV174 自動給炭機音を自動で鳴らす時間間隔 0-255 [10] CV175 コンプレッサー音を自動で鳴らす時間間隔 0-255 [20] ◆ドラフト音と動輪の同調 外部カムを使用しないで同調させる場合は、 ・走り出しの同調は、CV2のスタート電圧で調整、 ・走行中の同調は、CV133の動輪直径、CV134のギヤ比で調整するとともに、必要ならスピー ドテーブルでも調整します。  例えば、C62ですと動輪直径1.75mは約69インチなのでCV133=69、本物はギヤは使っていない ので、ギヤ比は100%で CV134=32 です。 しかし実際には、モータ特性や駆動部の走行抵抗 などが車両毎に異なるため同調することは稀ですので、CV134の値を調整して下さい => CV134を2倍の64にするとドラフト音のテンポは2倍になり、16にするとテンポは半分になります。 注)モデルランド田中は この資料とC62-A.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる 結果に対し責任を負いません。